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相模屋平助商店は、日本の真ん中、東京の真ん中の千代田区一番町で、明治18年より皆様に愛されてまいりました。いつもご利用くださり、誠にありがとうございます。
半蔵門駅周辺は、大都会にありながら皇居の豊かな緑と千鳥ヶ淵や英国大使館の美しい桜に囲まれた、情緒あふれるエリアです。歴史を彩るさまざまな出来事を身近に感じながら、130年以上もの長きにわたり酒屋をここで営んでくることができ、本当に幸せなことと感謝しております。
相模屋では、清酒・焼酎を地域の方々にご紹介しつつ、世界各地のワイン、ウィスキー、中国酒なども取り揃えております。
“大好きなお父さんの誕生日にプレゼントするお酒”
“お仕事の帰りで少し気分転換なさりたい時にのんびり眺めてみるウィスキー”
“去年旅したトスカーナで見た教会のラベルをつけたワイン”
お酒を口にして幸せになるためだけでなく、リラックスしたり自分の夢に思いをはせたりすることができるような空間を、お酒を介して皆様とともにつくっていきたいと思っております。いつでもお気軽にお立ち寄りください。
創業から130 年を経た今日にいたるまで、この土地、半蔵門で相模屋を継続できる所以は、利用してくださるお客様との信頼関係を築き上げるということに尽きると思います。「常に美味しいお酒をご紹介する」「お客様との約束を守る」「親切なサーヴィ スを心がける」。当然と思われるような小さなことですが、私たちが常に心がけ、大切にしていることです。
お正月、神社への奉納、お祭りなど、普段の生活ではもちろん、人生の喜びや悲しみを含めて、お酒はさまざまな節目に飲まれるものです。そうした際に口にするお酒は、やっぱり美味しくなくてはいけません。そして、体によく心に残るものであってほしいものです。私たちは、そうしたお酒をご紹介するのが酒販店の役目だと考えています。
私たちは、蔵元やワイナリーの方に常にお会いするよう心がけており、店頭に並べる日本酒・焼酎・ワインなどはできる限り試飲をしてご紹介しております。
お酒を造る人、米を作る人の顔や人柄を、飲んでいただくお客様に成り代わって私たちが拝見し、蔵元の情報やワイナリーの考えなどをお客様にお伝えすることで、またひと味、 美味しくなるお酒をお楽しみいただけたら幸いです。
特定の銘柄でなくても「辛口の純米酒を上司の退職祝いに送りたい」というお客様のご要望に合わせてお酒を探し出したり、5時の会議後に召し上がれるようにお酒をお届けしたりなど、お客様のさまざまなご希望にお応えいたします。
また、私たちはお年寄りのご家庭やお子様のいるご家庭などにも安心してご利用いただけるサーヴィス、どんな時も変わらずに同じサーヴィスができるお店づくりに力を注いでいます。
明治18年。初代・秋山平助が出身地神奈川県(現在の伊勢原市)より上京。当時の財界人に奉公し、その時に蓄えた貯金と培った人脈により、ここ千代田区一番町6番地に相模の国出身より命名した「相模屋平助商店」を創業する。
二代目・秋山平一郎は、大正12年の関東大震災と第2次世界大戦の東京大空襲により、2度にわたりこの相模屋平助商店を消失するという災難に遭遇。しかし、持ち前の粘り強さと、根っからの誠実な性格のすべてを商売に注ぎ込み、地元に根ざす相模屋平助商店の基盤をつくり上げた。
三代目・秋山平三郎(現社長)にいたっては、時代の流れを敏感に感じ取り、独自のスタイルによるコンビニエンスストアーを1970年代から展開。全国1位店と肩を並べる販売額を20年間続けた後、酒類のみに特化した現在の相模屋平助商店をつくり上げた。
カウンターを備えた酒屋は、新しくオープンした1991年当時、非常に斬新なスタイルで、オフィスと住居の混在する半蔵門の土地で今日にいたるまで多くの方に利用されている。
相模屋平助商店のお店にいらした際には、ぜひぜひ入り口の左上をご覧になってください。ちょっと大きな“ありんこさん”が7匹、壁を伝って歩いています。「え〜なんでこんなところに、ありんこがいるの???」そうなんです。ちょっとびっくりなさったでしょう。
ありんこは、とっても働き者で、どんな時も美味しいものを探し出して、そこに向かって歩いていきますよね。二代目・平一郎はそうした働き者で、グルメなありんこさんを好意的に見ていたんです。そして、三代目・平三郎がここに、ありんこを這わせたのです。